
勉強のテクニックは色々教えてもらったけど、
他に裏技みたいなものはないの?笑
そのような声にお応えします。
結論から申し上げると、簡単なことを心掛けるだけで勉強の効果が上がります!
それは、どんな方法か??
その前に、学校の試験や資格試験につかえる効率的な勉強法は別記事でご紹介しています。気になる方は先に、【効果あり】試験でつかえる!おすすめ勉強法 をご覧ください。
さて、勉強で知識を蓄えても、それを「使える知識」に変えるには、またひと手間かける必要があります。その答えとなるのが、「勉強後の過ごし方」です。
本記事では、簡単にすぐできるにも関わらず、大きな効果をもたらす勉強後テクニックをご紹介します。
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目次
結果が出る!勉強「後」テクニックの内容
大事なことは、何度も言います。
勉強で蓄えた知識を「使える知識」に変えるためには、”勉強後の過ごし方”が大事です。
では、具体的に何をすればいいの?
それは、「脳を使わない活動」をすることです!
「あの問題難しかったなぁ」「また同じところで間違ってしまった」など思い悩まないで、いったん学習から頭を切り離すように心がけてください。なぜかというと、私たちの脳は2つのモードを使い分けているからです。
私たちの脳の2つのモードとは
・集中モード
→1つの情報だけに意識が向かい、必死で知識を取り込もうとする状態
・緩和モード
→脳がリラックスし、頭の中にある複数の情報を結びつけようとする状態
まずは集中モードで知識を吸収します。その後、緩和モードに切り替えると、無意識のうちに発想が広がり始め、バラバラの知識を結びつけていくんです!
リラックスした緩和モードで、知識の点と点がつながりあって線になっていくということです。
それでは、さっそく緩和モードのテクニックをご紹介していきますね!
緩和テク①:効果的に休憩(=昼寝)する
一番簡単なそうな緩和テクでありながら、即効性ありです!
Googleやナイキといった名だたる企業が、昼寝を推奨してるのは有名な話ですよね。
ちなみに昼寝の時間ごとにそれぞれ違う効果がデータとして発表されています。
参考
・10~20分の昼寝→集中力や生産性アップに効果あり。
・30分の昼寝→疲労の回復などにも効果が出る。
・40~60分の昼寝→全身がリフレッシュし、いったん下がった脳機能がもとの状態に戻る。
※30分以上の昼寝は、浅い眠りの状態に入るため仕事中はオススメできません。
このように10分ほどの睡眠でも、人間の脳は大きく回復します。そして脳は「寝ている間に情報を整理する」という習慣を、以下のように利用します。
step
1勉強する
step
2昼寝をする
step
3起きたら、先ほど学んだ内容をテストする
昼寝と復習をうまく組み合わせることによって、長期的な記憶として浸透しやすくなります。
もし、昼寝をする時間が取れなくても、「意識して物事に集中する時間」と「何も考えない時間」を繰り返すだけでも勉強の効果を高めてくれますよ!
何もしないでボーっとするだけでもOK!

苦手なんだよなぁ…
そんな悩みも心配ないよ!

昼寝が苦手な方には、ウェイクフルレストがおすすめです!
やり方は簡単です!
目をつぶったりして「何もしないでボーっとすること」です。
記憶力の実験でも、「ウェイクフルレスト」を行ったグループはそうでないグループに比べて、記憶の定着率が10%も高い傾向にあったそうです。
なぜ、このような結果が出たのか??
ポイント
目を閉じて休むことによって、周囲の世界に目を向けなくなります。
すると、脳は新しい情報を取り込む必要がなくなるため余裕が生まれるのです。そうすることで、情報を固める作業に集中させることができ、記憶の定着率が上がるんですね。
これは勉強の記憶の時だけに留まらず、脳がリラックスする効果もあるので、ぜひ仕事の時にも試してみてください!
緩和テク②:効果的に睡眠する。
「睡眠は大事」とよく言われますが、このアドバイスは大正解です。
私たちの脳は緩和モードに入った時に情報を定着させますので、睡眠を減らして勉強するということが一番効率が悪いんですね。そういう意味で睡眠は最強の勉強テクニックといえます。
その睡眠を最大限に生かす勉強テクニックとして、次の方法をおすすめします。
step
1勉強を中途半端なところで止めて眠る
step
2起きたら前日に止めたところで続きを勉強する
大事なポイントはステップ1です。問題の途中や、読書なら段落の途中など中途半端な部分で切り上げて寝ましょう。
スッキリしない気持ちになると思いますが、その意識になることで「あの問題などう解くんだっけ?」「あの話の続きはどうなるんだろう?」などの疑問が無意識に生まれ、その日学んだ内容を寝ている間に処理し始めます。
この勉強法を使った学生は、普通に勉強した学生よりテストの成績が2倍も良くなったという結果も出ています。
中途半端に終わらせることによって、逆に脳が活性化するなんて、人間のカラダは本当に面白いですね!
TO DO リスト作成のススメ
睡眠と関連して、学習でも仕事でもつかえる「睡眠の質を上げる方法」をご紹介します。
メモ
寝る前に「次の日にやるべき勉強・仕事=TO DO リスト」を作成する。
近年の睡眠化学では、うまく眠れない人の大きな原因が「翌日への不安」であると考えられています。
TO DO リストを作ることによって、その不安を軽減することと同時に、頭の中の整理ができスムーズに眠りにつくことができるんです。
寝る前の習慣として、ぜひ「TO DO リスト」を取り入れてみてください。
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まとめ
本記事では、効果がでる勉強後のテクニックとして、主に「睡眠」をテーマにご紹介してきました。
まとめると次の通りです。
ポイント
①勉強の合間に昼寝(ボーっとするでもOK)をはさむことで、記憶力を促進する。
②夜の勉強は、睡眠前に中途半端に切り上げることで、睡眠中の脳の働きを促進する。
どちらも、誰でも簡単にできる方法ですので、ぜひ試してみてください。