
そのような疑問に答えます。
読書法といっても、書店にいけば関連本が数多くあり、どれを試せば分からないという方も多いと思います。
本記事では、そういう方にぜひ読んでいただきたい内容です。
こんな方におすすめ
- 効率が良い本の読み方を知りたい方
- 自分の中で決まった読書法をお持ちでない方
私も昔は「限られた時間の中で、たくさん本を読んで多くの知識を得たいなぁ」と悩んでいました。
そして、読書法を紹介した本を色々と読んできましたが、今回の読み方が“昔の私“のような悩みをお持ちの方にまず試してほしい読み方だと思いましたので、実際に試してもらえると嬉しいです。
本記事を読むことによって、【短時間で、本からより多くの知識を得ること】ができるようになります。
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目次
2種類の読み方
まず本を読む前には、以下の記事でも紹介した本を読むための準備を行ってください。
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読書初心者が押さえるべき「読書の準備」【読書が苦手を抜け出す方法】
続きを見る
この記事で紹介した【本を読む目的を明確にする】という行為が、とても重要になってきます。
そして、今回は以下の2つの読書法についてご紹介します。
オススメ読書法
- 速読
- 精読
読書法①:速読
では、速読のやり方からご紹介していきますね!
ここでいう速読は、あなたがイメージする速読とはちょっと違います。
おそらくあなたがイメージする速読とは、“1ページを3秒のスピードでどんどん読み進めていく”などではないでしょうか。
しかし、このような速読は実は効果がないという研究結果があります。
では、今回ご紹介する速読とは?
以下のステップで読み進めていきます。
step
1できるだけ目を速く動かして読む
step
2全体の中で、必要な部分だけをピックアップする
step
3必要な部分を集中的に読む
目的を達成できる部分を探す


「目を速く動かすんだったら、普通の速読と同じでは?」
そう思った方も多いかと思います。
ここで言う目を速く動かす目的は、自分が知りたい情報を探すためということです。
例えば、あなたが【睡眠】に関する本を、
「科学的に証明されている、おすすめの睡眠時間は?」
という疑問に対しての答えを知りたいと思い、読むとします。
その時に、睡眠の質を上げる習慣や食べものなどの情報に目もくれず、「〇時間睡眠がおすすめ」というフレーズだけを探して、パッパッとページをめくっていくということです。
すばやく目を動かし、ページをめくる。
それはキーワードをサーチライトで照らすようなイメージを言ってもいいでしょう。
本は最初から最後まで、すべて読む必要はない
そもそも本全体の中で、【本当に今の自分に必要な部分】は10%もありません。
その本のキモを押さえる重要性は、以下の記事でもご紹介しています。
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本の要約は、書評「フライヤー」がおすすめ!【10分で本を読む裏ワザ】
続きを見る
基本、飛ばし読みを行い【本当に今の自分に必要な部分】を見つけたら、そのページだけじっくり読みましょう。
本は、全部読む必要はありません。
【本当に今の自分に必要な部分】だけ理解できれば、目的を達成できたと割り切ることが大切です。
読書法②:精読
精読とは文字どおり「内容を細かく吟味しつつ、丁寧に読むこと」です。
精読する部分は、前述した「速読」でピックアップした【 今の自分に本当に必要な部分 】です。
今回ご紹介する精読の方法は、次の2つです。
精読の方法
- 音読
- 三色ボールペン読み
音読は【優れたアウトプット方法】

大人になってからはやってないなぁ
小学校の頃、国語の授業でよく音読をした覚えがある方も多いと思います。
そして、同時に音読をした作品の情景を、頭の片隅にでもなんとなく覚えている方もいるのでは。
実は私もそうです。
作品名は忘れたのですが、作品の情景はイメージとして残っています。
このように音読は、実はとてもアウトプット法として優れているんです。
その理由は以下の通り。
音読がオススメの理由
・どこで切るか、イントネーションをどうするかなど文章の意味を理解する必要がある。
・声に出してアウトプット、それを自分の耳で聞いてインプットできる。
最近は耳から読書ができる「オーディオブック」が広く認知されてきています。
あれのセルフ版です(笑)
ご家族と同居されているかたは小声でも大丈夫ですので…ぜひ一度実践してみましょう!
本をノートに【三色ボールペン読書法】
「本は、汚く読みましょう」
有名な経営者なビジネスパーソンが口を揃えていうフレーズですね。
これは簡単にいうと【本をノートにしましょう」という意味です。
僕も同じ考えで、本に自分の気づき、意見、疑問を書き込むことによって理解を深めることができます。
そして、今回は三色ボールペンを使った読書法をご紹介します。
三色ボールペン読書法
・三色ボールペン(赤・青・緑)を準備する。
・自分の中でルールを決める
(例)赤→最重要な部分、青→おもしろいと感じたところ、緑→反対意見など
・ルールに則って、本の中に自由に書き込んでいく。
色を分けることによって、自分の考えを視覚化できること。
そして、後で読み返したときに、その時の自分の考えとの比較ができて成長を実感することもできます。
本はアナタの成長の証です。
まっさらなまま読むのはもったいない。ぜひアナタ色に染めてあげてください!
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まとめ
本記事では読者初心者にオススメの読書法を紹介してきました。
まとめると、
オススメ読書法
- 速読→本の【キモ】を探す
- 精読→三色ボールペン読書法
誰でも簡単に、すぐに実践できる読書法です。
さぁ、まずは気になった本を手に取って、ページを開いてみてください!